グローバルソブリンとは?

グローバルソブリンとは、主だった世界各国のソブリン債券に分散投資をする国際投資信託いわゆるファンドです。近年、ファンドという言葉がいい意味でも悪い意味でも流行していますが、資産形成の手段として注目されているのがグローバルソブリンです。
これまでは、資産形成、資産運用の手段としては郵便貯金、銀行預金が主でしたが、団塊の世代を中心にバブル崩壊以後の低金利下、資産形成の方法として、グローバルソブリンのような投資ファンド、それも国際投資ファンドに積極的に投資するようになりました。
グローバルソブリンは郵便局や銀行で購入できるファンドで、日本では一番の人気ですね。
グローバルソブリンでも人気なのは毎月決算型で、毎月分配金が出るので、大きく投資すればちょっとした小遣い銭が毎月手に入るという訳です。
資産形成の手段には預貯金の他、株投資、FX投資、為替など色々ありますが、投資信託などファンド類は元本保証ではありません。グローバルソブリンは世界主要国の債券に分散投資をする国際投信で、株やFXに比べ比較的リスクの少ないファンドと言えます。

グローバルソブリンの魅力

グローバルソブリンは元本保証ではありませんが、株投資やFX投資と違い、世界主要国先進国のソブリン債券に分散投資をするので、世界の為替変動により価格が上下するといっても比較的リスクヘッジができるファンドと言えます。
元本保証を求める資産運用なら、日本では郵便局貯金、銀行預金、国債などですが、これらは利率が低く、資産形成の手段にならないのが現実です。ライブドア事件の頃までは株式市場に個人の資金が入り、活況を呈しましたが、個人で株投資で資産を形成するとなると至難のわざと言えます。事実、株式市場からの個人資金の流出が目立つ最近です。
日本より金利の高い外国に資産運用をもとめる富裕層が多くなっており、FXも株よりレバレッジが大きく、有効な運用をすれば大きな資産形成になりますが、いわゆるハイリスク・ハイリターンです。そんな中、外国の金利の高い債券に投資するファンド、グローバルソブリンが比較的リスク分散が図れることから人気を呼んでいるわけですね。グローバルソブリンはファンド(投信)が安いときに買っておけば、分配金も貰え、基準価格も上がるというメリットがあります。

グローバルソブリンの種類

国際投資信託のグローバルソブリンには毎月決算型のグローバルソブリン・オープン、3ヶ月決算型、1年決算型があります。いずれの決算型ものグローバルソブリン・オープン マザーファンド受益証券を通じて世界主要国のそぶりん債に分散投資するもので、長期的に安定した収益の確保と信託財産の成長を狙います。
グローバルソブリンオープン毎月決算型は、毎月17日に決算を行い分配を行うので、毎月収益が欲しいという人にはうってつけです。3ヶ月決算型は3ヶ月ごとに分配金がもらえるもので、3、6、9、12がの17日に決算を行い分配します。毎月決算型より分配金が多くなります。3ヶ月複利というところですね。
グローバルソブリン・オープン1年決算型は1年に1回の分配で、より多くの分配金が欲しいという人、資金に余裕があるという人にはうってつけのファンドです。毎年2月17日に決算を行い分配します。日本の金利が低い間は、国際投信(ファンド)で資産形成をするのが非常に有効です。日本の経済状況から言って、急激な金利高にはなりにくい現在、ファンドのメリット、デメリットをきちんと理解して投資すればより資産を増やせるでしょう。

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